猫を飼うための準備
猫を飼いたいと思ったとき、何から準備していいかわかりませんよね。
各ご家庭で環境も違えば、家の大きさも違います。
「最低限これだけは準備してほしい」というものをまとめました。
猫も人も幸せに暮らせるための参考にしていただけたらと思います。
猫を飼うときの心構え
猫は健康であれば20年くらい生きます。
飼い主さんには、一生の面倒をみてもらう必要があります。
食事はもちろん、トイレ、病気、避妊・去勢 etc.
猫との暮らしはとても素敵なものです。
最初は大変だと思ったり難しく感じることもあるかもしれませんが、愛情と責任感があれば
その大変さも吹き飛ばしてくれるくらい猫との暮らしが愛おしく感じられるはずです。
猫も人も、いきなり無理すると疲れてしまいます。
無理せずゆったりとした気持ちで接していきましょう。
猫が飼えない主なケース
- マンション・アパートがペット禁止だった場合
- 近所からの苦情がある場合
- 猫アレルギーの家族がいる場合
- 後見人がまったくいない場合
- 家族からの反対がある場合
どれくらいお金がかかるの?
「猫がかわいかったから」と安易に飼ってしまった結果、「旅行に行けない」「お金がかかる」という理由で捨ててしまう人もいます。
猫を飼うということは、その仔の一生を預かるということですので、あらかじめどんな苦労があるか知っておくことが必要です。
まずみなさんが気になるのが、猫を飼うといくらくらいかかるのかということだと思います。
概算ですが、猫を1匹飼うのにどれくらい費用があるかをまとめてみました。
最初にかかる費用:18,000円
ワクチン、健康診断 | 10,000円 |
食器 | 1,000円 |
トイレ | 2,000円 |
キャリーバッグ | 4,000円 |
おもちゃ、首輪など | 1,000円 |
他については、それぞれのご家庭の状況や猫の健康状態に寄るところが大きいので金額をお見せするのは難しいですが、どのようなものにお金がかかるか、例を挙げておきます。
その他、定期的にかかる費用
食事 |
ワクチン |
健康診断 |
消耗品(猫砂、爪とぎ、おもちゃ) |
特別な費用
病気・ケガの治療 |
避妊・去勢手術* |
*おっぽにいる猫は基本的にすべて避妊・去勢手術された猫です。避妊・去勢手術の費用は譲渡料金に含まれます。
最初にどんな準備や対策が必要なの?
猫を飼う際に、どんな環境にしておくといいのでしょうか?
はじめて猫を飼うときは何を準備していいかわからず、困ってしまうと思います。
最初にどんなを作らなければいけないかをまとめました。
部屋対策
猫は高いところ、狭い場所が大好きです。
そのため、高いところに飛び乗ったり、予想もしていない場所から予想していない場所に飛び移ったり、掃除の行き届いていない場所にもぐりこんだりします。
壊れやすいものは棚の中に入れたり、できるだけ片付けられるものもは片付けておきましょう。
人間の食べ物や飲み物も手の届く場所に置かないようにしましょう。
脱走対策
ドアノブにぶら下がってドアを開けたり、窓や網戸のちょっとした隙間に手をかけ、爪をひっかけてあけることもできてしまうので、脱走対策は万全にしておきましょう。
特に完全室内飼いにする場合は、窓や網戸用のロックを購入したり、二重扉などの脱走防止柵などを準備しておきましょう。
トイレについて
トイレは静かで落ち着ける場所に置いてあげましょう。
猫によっては好みの猫砂がありますので、好みの猫砂をいれてあげましょう。
寝床について
カゴやベッドをいくつか用意して落ち着く場所を観察しながら、お気に入りの場所をみつけてあげましょう。
ケージを使う場合は、ケージの置き場所が必要です。
お子様について
お子さんは猫に触るときも力の加減がわからなかったり、急に大きな声を出したりするので、猫がびっくりしてしまうことがあります。
猫の接し方についてお子さんに根気強く教え、仲良く暮らせる環境を作ってあげましょう。